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災害に強い街づくりのために

館山市防災本部が地域とつながる仕組み作り

地域の連携を生かせば、より迅速で適切な災害対応ができるはず。

台風15号に襲われた99日の朝、多くの地区の役員、消防団の皆さんは、地域を見回り、生活道路の復旧やがれきの片付けなどに努めていました。一方、各地区公民館には前夜から地区防災本部として避難所が開設され、市職員が配備されていましたが、9日朝には避難所を閉鎖し、通常業務に戻りました。この時点で地区役員や消防団と連携していれば、もっと早く被害状況が把握できたはずです。

ブルーシートをはじめ、多くの支援物資が各地区公民館で配布されました。公民館には長蛇の列が出来たにもかかわらず、配布を知らなかった、公民館まで取りに行けなかったという市民も多くいました。広報車で知らせながら、各町内会、区の集会所で配布したら、もっと必要とする人に必要な物を届けることができたのではないでしょうか。自助、共助、公助といわれますが、この3つが連携する仕組みを作っておくべきだと考えます。

各学校の教室を避難所に

空調設備の整った教室が、より快適な避難所になる

台風19号の際、避難者数が予想を超え避難所が次々と増設される事態となりました。危険な思いをして移動した市民や市職員がいました。これまで避難所とされていた地区公民館の多くは老朽化していて適さないことも判明しました。

空調設備のない体育館内は温度が上がり、もし89月なら熱中症の危険を伴う状態でした。空調設備のある学校教室を開放して避難者数に応じた部屋数を利用していくべきと考えます。小さな子や高齢者のいる家庭で避難をためらった例がありましたが、教室を小さい子向け、高齢者向けと分ければ気兼ねなく過ごせたでしょう。

土砂崩れ危険箇所の安全対策

土砂崩れを防ぐ対策は私有地も必要

大雨による土砂崩れがあちこちで起きました。まだ崩れる危険のある場所もたくさんありますが、私有地の場合は地主が対策工事をしなければなりません。私有地に対しても補助金を出す自治体もあります。館山市でも検討すべきです。

危険な空き家の早期撤去を

近隣住民の被害を防ぐため、市が早急に対策するべき

台風15号で屋根が破損したまま放置されている空き家がたくさんあります。度重なる雨で内部は腐敗が進み、崩落の危険も伴います。本来なら、所有者が解体撤去すべきですが、なかなか進みません。早急に市が対策してほしいと考えます。

再生エネルギーを地域で利用する仕組み作りを

電力供給の仕組みを見直して、停電の長期化を防ぐ

昨年の台風で家屋等の被害とともに、停電の長期化が多くの市民を悩ませ、私たちの暮らしがこんなにも電気に依存していたのかと思い知りました。館山市内には多くのソーラー発電があり、風力発電もあります。災害時にその電力を近隣で使用できる仕組みを作るべきです。

また、電線に架かっている樹木の伐採、管理を東電にお願いしたいと思います。

農家の再建に十分な支援を

農家への支援は手厚いというけれど、多くの困難があり支援が必要

多くの農家も被害を受けました。ビニールハウス等の施設に対しては、国、県から9割補償されますが、共済保険に加入することが条件で、掛け金が必要です。

ハウスが壊れたため、作物、苗などの経費すべてが損失で、次の作付けもままなりません。収入もない中で再建するために、さらなる支援が必要です。

私たちが今できること

家族と自分の命を守る備えと、助け合える地域づくり

これを機に非常食や水を準備した家庭、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼った家も多いと思います。一週間は暮らせる蓄えが必要です。

地区の役員の皆さんがとてもよく地域を把握してくださっていました。いざというときに助け合える地域づくりを市民一人一人が心がけていくことも大切です。

毎日の生活を見直して、地球温暖化を防ぐ

台風や集中豪雨が年々激しくなる原因に地球温暖化があげられます。私たち自身が環境にやさしい生活を意識することも必要です。



by hitomi-orange | 2020-01-11 16:27 | 未来まで安心して暮らせる街に | Comments(0)